Appendix B:Cacti監視

この章では、 Cacti のGraph Treeを使用して、多数のSTONを統合監視する方法について説明します。 次の2つの条件が前提となります。

  • Cactiをインストールするサーバー
  • SNMPの有効化 ( 第11章 SNMP 参照)

Template追加

STONで提供されるHost Templateを使用すると、監視環境を容易に構築することができます。 ( ダウンロード )

../_images/cacti01.png

Import Templatesメニューを選択します。

../_images/cacti02.png

cacti_host_template_ston.xmlをImportします。

Device登録

STONをCactiのDeviceに登録します。

../_images/cacti03.png

[Devices]メニューを選択します。

../_images/cacti04.png

[Devices]メニューの[Add]ボタンをクリックします。

../_images/cacti05.png

Devices項目を作成します。

  • ① 対象STONの名前を作成します。
  • ② 対象STONのIPアドレスを入力します。
  • ③ ”STON” を選択します。
  • ④ “Public” を選択します。
  • ⑤ デフォルトのポート161を入力します。

Createボタンをクリックして、Deviceを連動します。

../_images/cacti06.png

正常連動された。

../_images/cacti07.png

連動に失敗しました。

注釈

SNMP連動失敗時

  • STONのSNMPが有効になっていることを確認します。
  • SNMP Port番号がSTONのSNMP Port番号と一致することを確認します。

Device連動に成功するとSTON Templateで提供される18種類の項目のグラフを使用することができます。

../_images/cacti08.png

"Create Graphs for this Host" リンクをクリックします。

../_images/cacti09.png

18種類のグラフが提供される。

[Create] ボタンをクリックして、生成されたグラフを確認します。

../_images/cacti10.png

グラフが作成された。

Graph Tree生成

Graph Treeを生成します。

../_images/cacti11.png

[Graph Trees] をクリックします。

../_images/cacti12.png

右上の [Add]をクリックします。

../_images/cacti13.png

Graph Tree生成します。

STONをGraph Treeに追加します。

../_images/cacti14.png

[Tree Items] メニューから[Add]をクリックします。

../_images/cacti15.png

[Tree Items]項目を作成します。

  • ① “Host”を選択します
  • ② 追加する “Devices” を選択します。
  • ③ “Graph Template” を選択します。

Graphs確認

左上の [graphs] メニューをクリックして、グラフが正常に出るかを確認します。

../_images/cacti16.png

定期的に、動作を確認します。